面接マナーのチェック
社会人経験者は、ビジネスマナーが身についていることが当然とみなされる。面接会場についた段階から採否の判断は行われており、基本的な面接マナーには十分注意すること。
控え室でのマナー
- 面接予定時間の10分前には会場に到着する。
- コートなどの上着は脱いで片手に持つ。傘などは受付に置くかたたんで携帯する。
- 受付では、訪問の趣旨を謙虚に伝える。
- 携帯電話はマナーモードに設定し、メールの使用は控える。
- 控え室では出入り口に近い下座に座り、呼ばれるまで静かに順番を待つ。
面接中のマナー
- ドアをノックしてから返事を待ち、中から返事が聞こえたら「失礼します」と声をかけて入室する。開けたドアは向き直って静かに閉める。
- ドアの前で「○○と申します。よろしくお願いいたします」と自己紹介し、お辞儀する。
- 用意されている椅子の左側に立ち、再度「よろしくお願いいたします」と一礼する。書類持参の場合は、「応募書類を持参いたしました」と言って、両手を添えて手渡しする。
- 面接官に勧められてから椅子に着席し、やや浅めに腰掛け、背筋を伸ばすと見栄えがよい。
- 面接中は質問している面接官の顔に視線を向けるのが基本。複数の面接官がいる場合は、全体に気を配ることを忘れずに。質問中は適度にうなずき、共感の意思を示す。
- 面接が終了したら椅子の左側に立ち、「本日はありがとうございました。よろしくお願いいたします」と一礼し、出入り口に向かう。ドアの手前で面接官に向かい直して「失礼いたします」と会釈をし、退室する。
- 面接終了後でも、会場を後にするまでは気を緩めない。